Kaki柿ブッラータ

こんにちは。Maiです。
今日は柿ブッラータを紹介しようと思います。
その前に柿について少しお話を。
お付き合いいただければ嬉しいです。

ヨーロッパでもKaki

私がベルギーに住んでいたころ、柿がスーパーやマルシェに売られていました。
アジア系の野菜などはヨーロッパでも簡単に手に入らないことも多く
ニラ、ごぼうなど日本食材店で手に入れていました。
それと同様、勝手なイメージですが、柿もヨーロッパではなかなか食べられないと思っていました。
ですのでよく行くローカルのスーパーやマルシェに柿が売っていること自体にとても驚きました。
そして呼び名を見てさらに驚き!
なんとKaki!
日本語と同じカキ!
その時、気になっていろいろ調べてわかったのは…

柿の原産は中国など東アジアという説が主流。
そしてヨーロッパへは日本の柿が伝わり、『kaki』と日本語の呼び名がそのまま使われている。

ちなみ英語ではPersimmon(パーシモン)
アメリカでは単にPersimmonと言った場合は先住民族であるアルゴンキン族が食べていたアメリカガキもしくはそれを干し柿にしたものを呼ぶのが一般的のようです。日本の柿を伝えたい場合にはKaki Persimmonか、日本語そのままの「Kaki」でも通じることが多いみたいです。
ちなみに下↓の写真は私がベルギーのスーパーで撮ったものです。
見えにくいですが緑の丸で囲ってあるところにKaki Persimonと書かれています。
黒い箱のサイドにはPersimonと表記

価格は1箱(1.8kg)で3.49€ 今日のレートで512円くらいです。
大きいのに1箱約500円安いですね!
ただし日本であるようなこういう形の柿は目にしませんでした。↓

日本にもいろんな形の柿がありますが
ベルギーで見たのはどちらかというとベルのような形の品種でした。
そして食べ方も日本とは異なり、
日本のようにかために食べたり、干柿で食べたりするのではなく、
皮が破ける手前まで熟させて甘くした柿を、スプーンですくって食べることが多いそうです。

飲酒前に柿を食べて

柿にはカロテンやビタミンC、カリウム
強い抗酸化作用
がん予防によいとされている
β-クリプトキサンチン、リコピンなども含まれています。
苦味の成分であるタンニンも含まれ、
アルコール分解の働きがあり、
飲酒前に食べると二日酔いの予防にもなります。
柿の葉のお茶もビタミンCやタンニンが含まれ効能が期待できます。

柿ブッラータ

さて、前置きが長くなりましたがここからは
柿ブッラータ、もしくは柿モッツアレラを紹介したいと思います。

もちろん柿はそのままでも甘くておいしいですが
たまには変わった食べ方がしたくなったり、
お酒に合わせて一品作りたいときにおすすめな食べ方です。
レシピ…と言えないくらい簡単なのでぜひ作ってみてください。

材料は

柿、ブッラータチーズ(モッツアレラチーズ)、塩、胡椒、オリーブオイル

シンプルな材料ですがとってもおいしい!

特にブッラータやモッツアレラチーズはおいしいものを選ぶと
チーズのミルキーさと柿の甘さがマッチして
自然と笑みがこぼれてしまいます。

調味料オタクなのでそれぞれおすすめの商品紹介しておきますね。
時間のある方はチェックしてくださいね~

ブッラータチーズorモッツアレラチーズ

今まで食べたブッラータの中でNO.1です。
200gもあるのでパーティーなどにもおすすめ!
ほんとにほんとにクリーミーでおいしい!
(柿ブッラータ写真は1/3くらいを使ってます。ほんとに大きい!)
冷凍されているので日持ちします。解凍は冷蔵庫で時間をかけてゆっくーりすること。
それさえ守れば中からトロトロが出てきます。
私は冷凍庫にストックしてありますがクリスマスや年末にむけて買い足そうと思っています。

イタリアのプロシュートやスペインのハモンセラーノがおすすめ(日本の添加物たくさんの生ハムはやめてくだいさいね。生ハムじゃない…)

以前にも紹介させてもらったプロシュート、ハモンセラーノ
1㎏と大量ですが、薄くてかさ張らないので冷凍庫の場所をとりません。私は2回注文したことがありますが2回ともプロシュートとハモンセラーノの組み合わせでした。スーパーは高くてたくさんは買えないので、毎回ストックが無くなったらセールのタイミングで購入しています。
今セール中!お買い得!

塩、こしょう、オリーブオイル 

塩といえばゲランド!ベルギーから大量に買って帰ったのでこちらはストックたっぷりですが日本でも購入可能

胡椒の王様!カンボジアの胡椒
カンポットペッパー!それの燻製がさらにおいしい。
スタンダードなものも香りが他の胡椒とは全く違います
私は調理中にはこの胡椒は使わず、サラダやパスタなど食べる直前にガリガリとミルで削ってかけます。

こちらはインスタグラムでペルーのアボカドのキャンペーンに当選したときにいただいたペルー産オリーブオイル
初めてのオリーブオイルでしたが、香りのよさに感動してお試しサイズが無くなってから自分で購入しました。
ミシュランシェフも愛用しているくらい有名なようです。こちらも一押し。サラダやカルパッチョ、スープのトッピングなどに。

おいしいオリーブオイルを一度試すと、スーパーのに戻れなくなります。

肝心の作り方は、柿をカットして、生ハムとブッラータと一緒に皿に並べて、食べる直前に塩胡椒、オリーブオイルをかけるだけです。

ブッラータの中のトロトロを絡ませていただくと最高においしい!
私はお酒は飲めませんがきっとお酒に合うと思います。

プロシュートも塩気がありますが、ゲランドの塩を感じる部分もあって
2つの塩気とチーズのクリーミーさ、柿の甘さとマリアージュします。
今また食べたいくらい!

今!柿がとってもおいしい時期ですので
みなさんお試しくださいね。
それでは今日もありがとうございました。

ではまた♡

  • この記事を書いた人

mai

大学卒業後、故郷の三重県にて家庭科教員として7年間勤務。 2018年夫の海外赴任に同行しベルギーへ。 2020年日本へ帰国 [レシピサイトNadia 、Nadia Artist]としてレシピ掲載 [料理教室 Rue Konkel] 主催 2021年~現在は出産、育児のため料理教室お休み中 6歳と0歳の二児の母で、愛知県に住んでいます。